B-2  登壇者プロフィール

中嶋 アン エスペルリタ

宮古市国際交流協会 地域日本語教育コーディネーター

 

1990年にフィリピンから来日。日本人と結婚後、4人の子どもに恵まれ、岩手県宮古市に暮らす。

15年前、英語を教えてほしいと日本人の友人から頼まれたのをきっかけに、ボランティアとして英語のレッスンを始める。その後、市内で英会話教室"Emmie's English School"を開き、地域の人たちの協力を得て楽しく運営している。

3年前からはボランティアとして宮古市の活動にも参加している。宮古市国際交流会では、地域日本語教育コーディネーターとして、宮古市に暮らす外国人住民を対象に日本語学習支援に取り組んでいる。

 

譚 俊偉

総社インターナショナルコミュニティ会長

 

ブラジル・サンパウロ市出身。2016年に日本国籍を取得。岡山県総社市職員

1996年に日系2世の妻と来日。ゴルフ場でのキャディー、工場での通訳、総社市のポルトガル語相談員を経て市の職員となる。

2011年1月に母国ブラジルを襲った集中豪雨の被災地支援のため、NPO法人アムダの看護職員と共に現地に派遣された。帰国した2か月後に東日本大震災が起きる。災害弱者となっている外国人に寄り添うため、2013年から市が募集する「外国人防災リーダー」を務める。自身のSNSでも積極的に外国人住民のための情報発信を続けている。

小川 和広

社会福祉法人川越市社会福祉協議会 職員

 

埼玉県生まれ。2001年から(社福)川越市社会福祉協議会に勤務。

地域福祉事業や障害者スポーツ、通所介護事業生活指導員を経て、2011年からボランティアコーディネーターを担当。2015年関東・東北豪雨、2018年西日本豪雨災害への派遣や2019年房総半島台風でのボランティア活動、また、2017年の台風21号の内水被害、2019年の東日本台風では、地元地域が被災したため、災害ボランティアセンターを開設し、地元住民、ボランティアと共に被災者支援を実施。現在は、コロナも災害と捉え、“ふだんのくらしのしあわせ”を目指すべく、コロナ禍における市民活動の工夫や福祉教育(共生社会)の充実を模索中。防災士。